■基本理念 地域社会や家庭で、生活を組み立てることが困難になっている方々への身体的・精神的援助を行い、 施設での日常生活を通して自立を促し、生き生きとした生涯を送っていただくことを目指します。 ・運営方針 1. 個人の尊厳を大事にし、入居者の意思及び人格を尊重します。 1. 家庭における生活への復帰を念頭に置き、自立した日常社会生活に適合できるよう残存機能に応じた支援を行います。 1. 明るい家庭的な雰囲気を有し、地域や家庭との結びつきを重視した運営を行います。 1. 地域の皆様との交流を通して、地域における福祉の拠点としての施設作りを推進します。 【特別養護老人ホーム　鹿助荘】 ■鹿助荘の特徴 ・全室トイレ、洗面完備の完全個室です。 　ユニットケアとは、10人顔なじみの入居者と介護者とで家庭に近い環境をつくり、 　安心して生活が送れるように援助するものです。 ・施設内に地域交流スペースを設け、入居者がいつまでも、社会との関わりをもち、充実した毎日が過ごせるように支援いたします。 ・入居者に季節感を味わって頂くため、季節に応じて施設全体やユニット毎での行事を開催しています。 ■施設概要 ・利用定員：70名 (全室個室70室) 　入居60名／ショートステイ10名 ・建物構造 　鉄筋コンクリート造　3階建 ・建物床面積 　3,412.57m² ・事業開始 　平成17年10月1日 ■鹿助荘での生活 認知症や障がいがあっても「日常」という生活場面において「立つ」「歩く」「食べる」等といった生活動作をできる限り維持して、その人らしく生活の継続がはかれるよう援助します。

■医療との連携 鹿助荘は、長尾病院と連携を密に取りながら、 質の高い介護サービスを提供するために、 長尾病院より嘱託医が週に2回、回診に訪れ、入居者の状態に応じて診察や医療相談を行っています。 また、訪問による歯科医師と歯科衛生士の歯科診療や口腔ケア、精神科医による心のケアも行っています。 ■健康管理（生活リハビリ） 当施設では国家資格を所持した機能訓練士により、 食事、排泄、更衣、入浴などの生活をしていく上の行為を支援します。 さらにその人に合った生活行為の獲得により、QOLの向上を目指します。 また、管理栄養士による、利用者にあった栄養バランスを考慮した食事を提供します。 ■看取りケア 当施設では、長尾病院協力のもと、看取りケアに重点を置いています。 看取りとは、本人の力の限界を常に意識し、 衰退にあわせて回復力への期待を少しずつ緩め『死なない』ことよりも『どう生きるか』を大切にして最後まで生きる手伝いをするものです。 人生最後の時間をお過ごしになられるご本人とご家族のご要望を出来る限り応えられるよう、 精一杯サポートをしながら、満足度の高い看取りを実現します。 ■ショートステイのご利用について 短期入所は短期間のお泊りをされ、施設にて日常生活を過ごされる場所となっています。 ご利用の理由は様々であり、ご家族が外出のためや、 介護休業のため、またはご利用者がご家族の介護負担を気にされ利用希望される等があります。 利用される際は、ご自宅からご自身の趣味のものを持参され、 ゆっくりとお部屋でお過ごしになることもできます。 また定期的にショートステイをご利用されることで、 ご利用者のお仲間作りの機会や気分転換にもつながります。 ご利用者が介護を受けて日常生活を送ることが出来るのも、介助者が健康であってこそです。 介護のことでお困りの際は、まずはお気軽にご相談ください。 ・部屋数　　　：10室（全面個室） ・設備（全室）：トイレ、洗面所、エアコン、ベッド、寝具、テレビ完備