弊社は、「医療情報」事業を司っています。 「医療情報」とは患者の氏名、生年月日、住所等の基本情報に診療や検査の結果等の医療 記録が加えられた個人情報で構成されていますが、 当社は「医療情報」の中でも『医療保険者 の診療情報』にいち早く着目し、その点検、分析、応用に注力して参りました。 近時「医療業界」に於いても「デジタル化」や「ネットワーク」、 「AI」と言った情報技術の利用が急速に進みつつあり、 医療・健康情報の有効活用が一層求められています。 「医療情報」×「情報技術」は新たな「事業創出」の大きな機会であると考えています。 弊社はこうした事業環境下、「医療の不合理 非効率の改善」を主眼に、 サービスの「理念」に「技術」を加え、「ニーズ」と「ソリューション」の双方を意識し、継続的にサービスを提供し続ける「仕組み」を産み出す事に取り組んで参ります。 その結果、より良質で効率的な医療が提供されるよう精一杯励んで参ります。 私どもの「取組」に御理解・御支援を賜れれば幸いです。 代表取締役　関野正明 ■事業内容 ・レセプト（診療報酬明細書）の点検、内容審査 ・レセプト・医療情報の分析 ・調剤報酬の直接請求審査支払 ・保険者業務システム・レセプト自動点検システムの開発、運用、販売 ・各種保健事業の支援、健康管理・保健指導 ■取引先 健康保険組合　　　　　216組 全国健康保険協会　　　16支部 国保組合・共済組合他　49組 自治体　　　　　　　　13自治体 保険薬局　　　　　　　3,792薬局（2022年3月末現在） ■グループ会社 日本メディカルビジネス株式会社 株式会社エムイーエックステクノロジーズ 株式会社スーパーナース 【会社経歴】 昭和61年4月 　創業 　　　　 健康保険組合向けレセプト審査業務、 医療機関向けコンサルタント業務開始 レセプト点検、 海外療養費申請書の点検業務開始 平成7年9月　 株式会社エム・エイチ・アイ・ラボラトリー設立 　　　　　 医療費分析業務開始 平成13年5月 　大阪支店開設 平成14年6月 株式会社エム・エイチ・アイに社名変更 平成15年10月 　現住所(新宿区高田馬場4-39-7)に移転 平成17年9月　 プライバシーマーク取得 平成18年10月　 レセプト審査業務の電子化。コンピュータを使用した画像によるレセプト審査開始 平成19年10月 　エム・エイチ・アイ総合研究所設置（現医療情報開発本部） 平成20年4月　 柔道整復施術療養費の点検、ジュネリック差額通知、健診データ入力業務開始 平成20年10月　健康保険組合向け直接審査支払サポート業務開始 平成21年1月　 システム対応力強化の為、システム部設置 平成21年4月　 点検サブシステム販売開始 平成25年4月　 健康管理支援業務（保健師・看護師による重症化予防）開始 　　　　　　 未治療者に対する受診勧奨業務で全国健康保険組合（協会けんぽ）と取引開始 平成26年4月　 特定健診の受診勧奨業務開始 平成28年4月　 グループ企業の株式会社エムイーエックステクノロジーズより、レセネット事業を事業譲受 　　　　　　 生活保護受給者の健康管理支援業務開始 平成29年4月　 特定保健指導の受診勧奨、適正服薬に向けたサービス業務開始 平成30年4月　 検認業務開始

■レセプト点検 システムによるロジック点検により、診療報酬請求のルールに関するものを中心に、細かい疑義を漏れも少なく点検します。 さらに、ロジック点検では判別困難なレセプトを中心に、専門スタッフが目視点検を行います。 ・独自ロジックにより単月 突合・縦覧橫覧点検を実施します。毎月ロジックを見直し、また2年に一度の診療報酬改正にも速やかに対応します。 ・医師グループが中心となって設立した弊社は、入院レセプト高額レセプトの点検を得意としています。 ・新しい医療情報の収集、再審査結果の分析により、ロジックの向上と専門スタッフの教育に努めています。 ■レセプト自動点検システム「点検サブシステム」 点検サブシステムは、健康保険組合連合会様より受託し、弊社が独自開発致しました。 点検ロジックには、弊社が培ったノウハウが活かされています。 レセプト管理・分析システムと連携し、電子レセプトの点検を効率的に行います。 レセプト点検を内部で行っている保険者様からは、点検時間が短縮され、また運用費も安価なことからご好評頂いています。 ・PCの処理速度に影響されますが、概ねレセプト1万件につき約1時間とレセプト点検時間を大幅に短縮できます。 ・点検ロジックは毎月更新します。診療報酬改定をはじめ、適時バージョンアップをしています。 ・再審査等請求理由も自動作成します。 ■海外療養費給付算定サービス 保険者様が負担する海外療養費の支給額は、 実際に海外で支払われた治療費を円換算した額と日本国内においてその治療を保険診療で受けた場合の額を比較して算定する必要があります。 しかしながら、下記の場合において、診療報酬についての専門知識を要するため、算定が困難なものとなっています。 ・一連の治療に対して手数料、 診療行為毎に発行された数種類の領収書が存在する場合がある。 ・厚生労働省で認可されていない診療行為、薬剤の使用があるため、保険点数化できない場合がある。 本サービスでは、専門のスタッフが保険者様に代わって、 日本国内における同様の治療に係る保険診療の実績を基に、海外療養費の支給額を算定します。 【医療情報分析応用事業】 ■医療情報分析ソリューション 効果的かつ効率的な事業の実現に向け、課題の発見、対策の立案から評価に至るさまざまな局面において保険者様を支援します。 ・データヘルス計画策定支援 ・前期高齢者の受診実態の把握分析、指導対象者の選定 ・薬剤処方の詳細分析 (ジェネリック医薬品への転換の状況) ・健康管理支援対象者 (生活習慣病、重複頻回受診、多剤投薬、未治療者、治療中断者)の把握 ・各種保健事業の事業評価　等 【医療情報分析用事業】 ■未治療者に対する受診勧奨サービス 早めの受診が重症化予防の第一歩です。未治療状態の対象者を適切な受診に導き、重症化及び合併症等の予防に努めます。一人一人の検査数値ごとに、コメント、図、イラストを変更し個人に合わせた勧奨文書を作成します。 ・対象者の抽出 (健診データより) ・受診勧奨レター(健診結果通知含む) ・保健師・看護師等による電話勧奨 ・レセプトによるモニタリング 【医療情報分析用事業】 ■健康管理支援サービス ■メンタルケア・プログラム 昭和大学医学部精神医学教室医局の協力の下、メンタルチェックをはじめとしたメンタル疾患の早期発見・早期治療を目的としたプログラムを提供しています。 ・チェックシートを配布しメンタルコンディションをチェック ・チェックシートを基に専門医が面談 ・専門医が必要と判断した場合、受診勧奨を行い、希望される方には専門クリニックを紹介