【ごあいさつ】 2021年、認可法人として福島県より許認可を受けました。 翌2022年の1月より双葉こどもの園も認可保育園として運営していますが、当園の歴史の始まりは昭和62年まで遡ります。 たった4人の幼子たちと静かに出発した双葉こどもの園は、これまで述べ約300名の子どもたちが巣立っていきました。 認可外保育園として長年やってきたのは、私が「大切にしたい保育」を実践するため。 この園を立ち上げる前までさかのぼると、保育者として実に60年もの経験を積んだことになります。 子どもたちの「主体性を伸ばす保育」が注目される昨今ですが、双葉こどもの園では、これまでずっと大切に子どもたちの主体性を育んできました。子どもたちに必要な「生きる力」は、昔も今もそう大きくは変わらないので、これからもこのスタンスは変わることはありません。 目の前の子どものために一生懸命時間を費やせる、そんな保育士がいる保育園に通う子どもたちはとても幸せです。 園長 園谷喜代子 【双葉こどもの園の保育方針】 1.健康な子(自立心) 心身の健康は将来の自立に向けて最も必要な要素です。子どもたちが日々健やかに成長するためにも健康であるための生活習慣を身に着けます。 2.思ったこと・感じたことが言える子(自己表現力) 自分の内言語を言葉にして発することは、意思疎通(コミュニケーション)の第一歩です。思ったこと、感じたことを言葉にする自己表現力を養うことで、社会性を育みます。 3.友達とよく遊べる子(仲間づくり) グローバル化が加速する社会に生きる子どもたちが、将来どんな環境でも人を応援し、そして応援される人になり、仲間づくりができる人間性を育みます。 4.意欲的に最後まで頑張れる子(自主性) 能力も大切、努力はもっと大切という前提に立って、途中であきらめずに最後まで自分の意志でやりきる力を育てます。 5.感謝の心を表せる子(道徳性) “ありがとう”と感謝の気持ちを言葉や態度で表せる道徳性を育みます。 6.身体的に健康な逞しい子(食育と健康) 生きることは食べること。双葉こどもの園では食をとても大切にしています。 献立は2週献立を採用し、子どもが意欲的に食べるように試行錯誤しています。食べる楽しみはもちろん、生産者や給食を作る人への感謝の心、好き嫌いなく食べることなど、道徳心も育んでいます! ■クラス編成などについて 双葉こどもの園では、0歳、1歳、2歳児のクラスの配置は、月齢や成長に合わせて調整します。 また、3歳以上児は”異年齢縦割り保育”によって、少子化時代の同世代が少ない子どもたち同士のかかわりに弾力性を持たせるように工夫しています。

【双葉こどもの園が育てる4つこころ】 1.公衆道徳 2.継続 3.責任 4.礼儀正しさ 人間が生きる社会のルールは時代が変わってもそう大きく変わるものではありません。。自分さえよければいいという考え方は、他者への思いやりに欠けます。公衆道徳は、他者への思いやりなのです。 アメリカのメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手は、公衆道徳、継続、责任、礼儀正しさを兼ね備えた人物です。もちろん、大谷選手のようなスターが簡単に育つものではないでしょうが、野球の技術面もさることながら、精神面を怠ることなく丁寧に育てたことで今の大谷選手があるのだと思います。 プロの世界の技術は、努力の他に才能が大きく関係してきますが、精神の成長は環境と意思でどうにでもなりますし、誰でも身に付けることができます。 この4つは子どもたちが豊かな人生を歩む上で大切な土台となり、子どもたちを大きく羽ばたかせる翼にもなるのです。