【ごあいさつ】 地域の中で誰もが楽しめる場所と幸せな時間を2015年に開業した「デイサービス健康ルームわっか」も5年。第1期を無事に終えることができました。そして2021年から管理者などスタッフの陣容も新たに、第2期のわっか2.0をスタートいたしました。 今までの経験を再確認しつつ、ご利用者皆さまのご要望や状況ごとに合わせた個別対応に力を入れ、楽しく体を動かしていただくことを基本に、広く相談活動や地域活動、認知症予防、認知症対応活動にも力を入れて準備してまいります。 わっかのコンセプトは循環です。ケアする、されるではなく、ケアの輪がゆっくり回るように、高齢者から子どもまで、地域の中で誰もが楽しめる場所で幸せな時間をもてるように、少しずつ組み立ての歩を進めてまいります

【デイサービス健康ルームわっかについて】 ■体を動かす 健康の基本は良く動いて食べて眠ること。しかし運動を継続することは難しいのが現実です。老後に貯金も必要ですが、もっと大事なのは貯筋!!ということもわかっていても続きません。寝たきりにならないためにはよく歩き、転倒を防止して骨折をしないことを目指しましょう。 ■交流する 私たち、わっかのスタッフは個性派ぞろい。介護福祉士、生活相談員、ケアマネ、医師、ボランティア、看護師、手芸家、インストラクター、ドライバー、理学療法士、料理の先生、専業主婦、元イタリアンシェフ、いろんな経験を持つ人間が、日々生き生きと行き来しています。そして皆さんと運動したり、お話したり、笑い合ったりと、楽しく過ごさせていただきます。 ■相談する わっかの生活相談員はケアマネジャーを7年経験しています。日常のご心配や介護保険外のご不便、なんでもご相談ください。また看護師は訪問看護等の経験から、予防の大切さを皆さんにご説明いたします。理学療法士による個別指導のご相談にも応じます。医師は認知症サポート医として、認知症の予防について、認知症になってからの生活の工夫などをご説明します。 ■認知症予防 日本の認知症患者は現在650万人。6人に一人が認知症といわれ、今後は4人に一人が認知症になると言われています。認知症も生活習慣病です。脳に悪い生活習慣、ライフスタイルを改善して、いかに脳を健康に保ち認知症を予防するかが今後は重要になります。認知症の薬は病態そのものの進行を抑制する効果はありません。 ■季節を楽しむ わっかの広い窓の外には、大きなくすのきが生い茂り、鳥がさえずり、春は蝶々が飛び交い、季節の花が咲くお庭があります。桜の花は白いソメイヨシノから開花して、ピンク色の山桜が満開になるころは春爛漫。初夏にはスタッフと利用者様が育てた薔薇が開花しそうです。スズメ達も来ますが、仏法僧やタヌキも現れます。わっかリビングから季節を体感してください。