重責に身の引き締まる思いです。理事長就任にあたり一言ご挨拶申し上げます。 まず初めに、前任飯田修平先生におかれましては、理事長および院長在任の長年に渡り、様々な貢献をされました。 多大なる尊敬と敬意を表したいと思います。 今後も名誉院長、情報・質管理部の責任者として当院を牽引していただきます。 体制は変わりますが基本的な運営方針に変わりはありません。 これまで通り理念に則り「職員が働きたい、働いてよかった、 患者さんがかかりたい、かかって良かった、地域に在って欲しい、在るので安心、と言える医療をおこなう」ようにしてまいります。 地域のニーズは周辺の医療機関、住民の皆様の状況により随時変わっていきます。 また今回の新型コロナウイルス感染症や、ウクライナ情勢のように社会情勢によっても変わります。 たえず状況を見極めながら、適切な人的、物的投資をして当院を発展させていく所存でございます。 なにとぞよろしくお願い申し上げます。 【病院の理念】 職員が働きたい、働いてよかった、 患者さんがかかりたい、かかってよかった、 地域が在って欲しい、在るので安心、 といえる医療をおこなう。 理念実現のために、地域、患者や家族、職員、業務に関係する方々と尊重し合い、 共感をもって協力し、お互いが安心し、信頼し、誇りをもって医療 (経営) をおこなうように努力しています。 その結果として、練馬総合病院が他の病院のお手本として、 社会をリードする病院となるように努力しております。 公益財団法人　東京都医療保健協会 練馬総合病院　名誉院長　飯田 修平 【練馬総合病院の歴史】 昭和23年3月15日　練馬病院創立　木造2階建て100床 昭和25年　診療科目が内科・小児科・外科 産婦人科 皮膚泌尿器科・耳鼻咽喉科・眼科の7科になり、労災指定病院となる。 昭和28年　利用組合出資金を基礎に、東京練馬病院へと発展 昭和30年　東京都職員組合の要望を受け結核病棟を80床に増設 昭和32年　病床数を156床に増設 昭和36年　財団法人東京都医療保健協会 練馬総合病院に名称を変更 　　　　　地域医療を担うために、検査室・解剖室・図書室・病理室・講堂を備え、 　　　　　診療に更に重点を置き医療本来の使命が達成できるような体制を整備しました。 昭和45年　鉄筋地下2階、地上7階、244床に改築 　　　　　ナースセンターをオープンカウンター方式に設計したり、 　　　　　各箇所で連絡がとりやすいように各部署ごとに通信網を張り巡らし情報の伝達に努めるなど、 　　　　　今でこそ当たり前になっていますが、その当時としては近代的な高層建築として生まれ変わりました。 昭和61年　CT (コンピュータ断層撮影装置) 導入 平成 2年　1日人間ドック開設 平成 3年　在宅医療室開設 平成 4年　MRI (磁気共鳴診断装置)、検査システム導入 平成10年　(財)日本医療機能評価機構による病院機能評価の認定病院となった。 平成18年　練馬区旭丘1-24-1へ新築移転　病床数225床 平成22年　病床数を224床に変更 平成24年4月1日　公益財団法人　東京都医療保健協会へ移行 【診療科紹介／診療時間のお知らせ】 ■建築概要 　地上5階、地下1階、延べ床面積10.556m² ■創立日 　昭和23年3月15日 (平成18年12月に現在地に新築移転) ■病床数 　224床 (重症患者管理室14床を含む) ■診療科目 　内科、外科、整形外科、脳外科、皮膚科、泌尿器科、小児科、産婦人科、救急科、循環器内科 漢方内科、眼科、放射線科、リハビリテーション科、麻酔科 ■付属施設 　糖尿病センター、内視鏡センター、化学療法センター、漢方医学センター、結石センター ■併設施設 　健康医学センター (治験、人間ドック、脳ドック、日帰り、一泊、各種検診) ■診療受付 午前8時〜午前11時／正午〜午後4時 24時間救急受付 (内科／外科系／産婦人科) ■休診日 土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始 急患は24時間365日対応いたします。 【わたくしたちの病院の目標 (行動指針)】 ・患者さんに公正な医療を提供します。 ・医師による説明と患者さんの選択に基づく医療を進めます。 ・患者さんのプライバシーを尊重します。 ・診療情報を患者さん自身にお伝えします。 ・より良い医療がおこなわれるよう、研修、研鑽いたします。 ・患者さんの人生が最後まで豊かであるように、その意思を尊重します。 以上の事をするためにも患者さんのご協力をお願いいたします。