【MJモデル　SCANIA + 9055XL第1号機導入】 株式会社ITY（本社：茨城県土浦市、塚原健太社長）はこのほど、 ミラージャパンが提供するコンプリートカー「SCANIA R500 + センチュリー 9055XL」の第1号機を導入した。 ミラー社の一体型装置の最上位モデルである 9055XLをヨーロッパ大型トラック大手のスカニアに搭載し、 ミラーグループの英国 Boniface（ボニフェイス）社で架装した完成車で、 発注から架装・車検前整備までを一貫して行うため短納期での提供を可能にしている。 株式会社 ITYは平成25年設立。 不動産、コンサル業などを展開する株式会社チャンプホールディングスのグループ会社である。 チャンプ HDは、自動車販売の小さな会社からスタートして、整備も修理に取り組み急成長してきた。 事業分野ごとに分社化を進めている。 ITYは、レッカー業をメインに、運送業、リサイクルの収集運搬業も行っている。 最近はコールセンター部門で、ホテルや飲食店の電話受付代行や自治体のワクチン受付業務にも対応している。 総勢約50名。レッカーのチームだけで30名ほどになり、コールセンターのオペレーターは6〜7名。 レッカーの出動拠点は茨城県内で、研究学園支店、牛久阿見営業所、龍ヶ崎支店、古河営業所、結城支店、坂東支店など10カ所。JAF指定工場。 保有車両はレッカー車が19台で、内訳は大型・中型レッカーが7台、小型12台。3台増車予定。積載車14台。サービスカー6台ほか重機など。 昨年、ホルムス440を自社架装、3台が稼働している。 大型レッカーはOC-160MW、ホルムスSD12000、XCMG・QZF10。中型はセンチュリーF3T×2台、センチュリー3212。 塚原健太社長「大型レッカーはクレーンや旋回ブームを搭載した機種は保有していたが、ブーム／アンダーリフト一体型タイプの導入を考えていた。 ミラージャパンさんから、スカニアベースで一体型を販売するというお話をいただき、1号機になるということで導入を決めた。 1年少し前くらいに注文し今年4月納車になった。 アンダーリフトをコーチローライダーにしたほかは標準の仕様。塗装も装置のみ赤色にペイントした」。