【事業の強み】 昭和22年から半世紀に渡り、地域に密着した総合的な医療を行ってきました。 創業当時から大切にしている考えは、「地域密着であること」です。 これは、患者さんのホームドクターになることだけではなく、雇用の面でも地域に貢献しております。例えば、子供の頃にかかった当院で将来働く方も多く、近隣の看護学校からの受け入れ等、地元民の採用を多数行っています。 他にも、保育所と療養病棟の患者さんの交流を行っています。 この交流は子供の成長の一助と患者さんの単調になりがちな入院生活の大きな喜びになるだけではありません。病院内に勤務するスタッフの励みにもなります。 このように病院で完結することなく、地域と交流を行い、地域に寄り添った医療をお届けしています。 【チーム医療】 医療の質を高めるためには、様々な医療の専門職が集まり、各々の専門性をいかして患者さんの治療にあたることが重要となります。 より良い医療現場の実現と患者さんの有益となるような医療を提供するために、当院ではチーム医療を推進しています。 ■栄養サポートチーム 患者さんの栄養管理のために医師、管理栄養士、薬剤師、看護師、言語聴覚士、臨床検査技師などが職域を超えて集まったチームの名称です。これらの職種が専門分野を生かして、様々な病態の患者さんに最適な栄養管理を提供していきます。 ■感染対策チーム 病院に関わる患者、家族、面会者、職員を含め病院内のすべての方への感染を予防するため、より安全な医療を提供できるように活動しています。 ■抗菌薬適正使用支援チーム 感染症の治療の効果を上げ、耐性菌を減らすことを目的に抗菌薬適正使用を支援する役割があります。 医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師など様々な職種が集まり、感染制御室と連携し、病院全体の感染対策活動に従事しています。 ■がんリハビリテーションチーム がん患者さんに対して多職種が連携し、最善のチーム医療を患者さんに提供出来るように目指しています。症例検討を行い、がんに対する治療データの蓄積と多職種の理解を深め、がん患者さんに対して質の高いチーム医療を提供する事を目指します。がんに関連した勉強会を開催し、当院全体のがんに対する知識のさらなる向上を図ります。