【排尿の不具合と脳・脊髄の関係って？】 「尿が出にくい、漏れる」などの排尿の不具合は様々な原因で起こります。 膀胱や前立腺といったヘソから下の原因だけで起こるわけではありません。脳梗塞や脳出血、脊柱菅狭窄症、椎間板ヘルニア、頚椎症といった脳・脊髄の病気でも、排尿に不具合が生じる事があります。 ■まずは簡単な検査から 一番大事なことは、肝臓の機能へ悪影響を与える悪い排尿になっていないか？という事です。このことを評価するのは難しいです。 厳密にはレントゲン検査や膀胱機能検査が必要となりますが、尿流量検査といった簡単な検査でもある程度評価できます。 この検査は容器に向かって尿をしてもらうだけで痛くもなく危険でもない検査です。脳や脊髄の具合の悪い方で尿の具合が気になる方は気楽に検査を受けて下さい。 「おしっこが出にくいくらい、少し漏れるくらい」と軽く考えていると大きなしっぺ返しをくらうかもしれません。 またこのような病気を患っていない方でも尿の症状から病が早期に発見されることもあります。一度チェックしてみてください。