【食堂】 人が自然の一部であると気づかせてくれることは、食の大きな役割の一つ。食べることは、心身ともに豊かに生きていくために、欠かせない営みです。 生徒の健やかな食生活を第一に考えて、学園の食堂では、化学調味料や危険性が指摘されている食品添加物は使用しません。 出汁も昆布やかつお節など、料理にあった素材でしっかり手問をかけてとる。調味料は昔ながらに醸造したものを。米は自家精米して、うどんもパンも自家製です。 食材は、原則直接取引で調達しています。30年以上かけて信頼関係を築いてきた各地の仕入れ先から、毎日仕入れを行っています。また、旬の食材を使用したメニューにもこだわり、生徒の皆さんが食を通して自然との関わり合いを感じる機会となればと考えています。 ■理想的な「ふつうの家ごはん」を追求した手作り食堂 定食やカレー、スパゲティーetc、献立はごくごくシンプル。毎日飽きずに美味しく食べられるメニューを心がけています。 通学生や教職員は昼食を。寮生は、朝昼夕の食事で食堂を利用します。 【寮生活】 ■「話し合い」「共につくっていく」を大切にした自治的な寮づくり 自由の森学園には、通学生と寮生がいます。寮は学校に隣接した敷地にあり、男子寮3棟と女子寮2棟、それぞれの棟で約30人の生徒が生活しています。 「中1から高3まで、幅広い年齢の仲間が同居する寮で、みんなが安心かつ快適に暮らすためには、どんなことが必要か?」生活の中で生まれた疑問を互いに提案し合い、知恵を出し合う中では、他者や生活の場への思いやりが育まれ、ひいては一人ひとりの自立にもつながっていきます。