【医療療養病床】 当院の医療病棟(159床)は、2020年5月より一定の在宅復帰率の実績を有する病棟と評価され「在宅復帰機能強化加算」の算定が認められました。 急性期医療の治療を終えた後も、継続的な医療提供の必要度が高くご自宅での療養には不安が残る患者様に安心して療養していただける入院環境を備えています。 長期入院における生活の場としてメリハリのある日常を心がけています。 その一例として、食事はデイルームを利用しコミュニケーションをとりながら楽しく食事ができるような環境を作り、食事を通して日常生活動作(ADL)の能力向上を図っています。 医師、看護師、介護士、リハビリなどチームで連携を取り、患者様にとってより在宅生活に近づいたケアを行い、退院支援を目指しています。 【介護医療院】 住まいの機能を持つ長期療養を目的とした施設です。医療も受けられ、介護サービスの利用も可能な安心できる住まい、終の棲家として看取りの場所となりうる住まいであり、医療がない「介護老人福祉施設」と住まいの機能がない「介護療養病床」をあわせ持つ施設です。 患者様の意思、趣向、習慣を尊重した個別ケア、心身機能を向上させ様々な生活の場面に活動、参加ができるような生活期リハビリテーション、食事、入浴に対して自立支援を目的とした介護サービス、人生の最終段階における医療・ケア(ACP)など患者様の尊厳を最後まで保証し、状態に応じた自立支援を常に念頭におき、地域に貢献し開かれた交流施設として様々なサービスを提供いたします。