【医療法人きらりの理念】 ■１．酸いも甘いもかみ分けて、何でも話し合える大家族を作る ・喜びや楽しみだけでなく、悩みや悲しみも分かち合える仲間になろう！ ・悩みを相談しあったり、意見を交換しながら、いっしょに笑い・泣き、何でも話せる家族のような暖かさ・信頼関係を築いていこう！ ■２．高齢者が自分らしさを発揮できる ・一人ひとりが自分らしさをふんだんに表現できて、何でも好きなことをしてよいのです。 ・自分で選べる、自分で決められる、わがままが言える…ように、それぞれの方の、その人らしさを大切にします。 ■３．世間に遠慮しない、社会に迷惑をかける ・高齢者は世間への遠慮と社会に迷惑をかけるからと閉じこもりがちです。 私たちは、たとえ身体の障害があっても、認知症になっていても、弱気にならず、強くなって欲しいと願っています。 閉じこもっているとよくない思いだけが頭を駆け巡ります。 高齢者には若い者である介護者を指導･監督してもらいたいものです。 また福祉に関してのみならず、高齢者が社会に意見を発信できるように援助できたらと思います。 「社会に迷惑をかける」と逆説的な表現になっています。 高齢者は子供･孫に「社会に迷惑をかけるな」と言ってきただけに、いざ自分に障害が出てくるとそれだけ余計に閉じこもります。 外に出るためには誰かの助けが必要です。堂々と助けを受けましょう。 だからこそ敢えて、社会に迷惑をかけようと言ったのです。 それほどに高齢者は閉じこもって、一人になって我慢をし続けているからです。 ■４．高齢者も家族も安心して生活できる ・高齢者の家族も安心して生活できるように、どんなときでもデイサービスで預かるようにします。 熱が出たから、調子が悪いからというときほど、安心して預けることができるデイサービスが必要です。 常勤の看護職員は3名、すぐ近くに診療所があり、すぐに来てくれるし、昼食は医師も一緒に食べます。 このような充実した職員配置及び、近隣に診療所がある利点から、 体調の変化や突発的症状への対応など、高齢者および家族の方の不安や心配・負担を軽減できます。 ■５．最期の瞬間まで一緒に過ごす ・最後まで自宅で過ごしたい方をご家族と協力し、支えます。 自分の布団で死にたいと思う人も多いと思います。 しかし、家族の負担や不安から入院という形をとらざるを得ない現実。 家族だけでは、支えられない部分（看護・介護）をかおり＆診療所が支え、一人ひとりの負担を少なくし、最後まで自分らしく安心して天国にいけるようお手伝いします。 独居の方もいます。その場合、本人さんが望む形をできるだけ支えます。 入院は嫌！一人でいることも嫌！という場合、かおりの宿泊と診療所からの往診・訪問看護など、スタッフが出来ることを考え、支えます。 仕方なく「入院」・「施設に入所」ではなく、最後までわがままにその人らしく人生を全うしてもらいたいと私たちは願います。 ■６．高齢者の尊厳を高めることのできる職員を育成し、社会貢献する ・これらの理念を達成するために大事なことはまずは、信頼できる優秀な人材が必要！ 正社員・パートに限らず全職員の育成に力を入れ、地域の人たちにお返しできることを目指します！ 自分たちの老後も明るいと信じて、人のために、何よりも自分のために…社会貢献を行いたいと思います。