【神奈川中央病院理念】 認知症を持つ方、医療やケアに携わる方の、人としての価値を尊ぶ病院運営を目指します。 基本方針 ・認知症をもつ人に対して、尊敬すること、思いやること、共感すること、共にあることを基本とした医療とケアを行います。 ・認知症をもつ人が一人の人として受け入れられ、尊重されるかかわりを実践します。 ・認知症をもつ人のそれぞれの人となりと歴史を理解したかかわりを実践します。 ・認知症をもつ人の人としての権利を擁護します。 ・認知症をもつ人が地域社会で生活することを支える医療を展開します。 【診療科目】 もの忘れ外来 【病床数】 ・認可病床数　　　　　180床（60床×3病棟） ・病室、病床数　　　　各階14階×4階部屋（56人）4室×個室（4人） ・急性期医療室　　　　各階1室×3室 ・食堂（デイルーム）　各階1室×3室 ・生活機能回復訓練室　各階1室×3室 ・一般浴、機械浴室　　各階1室×3室 【施設基準】 ◎基本診療科に係る届出 ・認知症治療病棟入院科１ ・精神科身体合併症管理加算 ・認知症夜間対応加算 ◎特掲診療科に係る届出 ・医療保護入院等診療科 ・精神科作業療法 ・リハビリテーション総合計画評価科 ・認知症患者リハビリテーション科 ・CT撮影及びMRI撮影 ◎入院時食事療養費に係る届出 ・入院時食事療（１）

◎認知症に特化した医療 高齢化が進むにつれ、認知症患者の方は増加していく中で、「患者様に穏やかな生活を送っていただきたい」という思いから、2017年に認知症に特化した病院として開院いたしました。 当院の院長は、「日本精神神経学会認定精神科専門医,指導医」「日本認知症学会認定専門医,指導医」「精神保健指定医」の資格を持っており、認知症の専門医です。 CT等の各種検査を行ってから医師が診察を行い、その方に必要な治療を提案します。入院治療も外来治療も可能となっておりますので、その方にあった治療を提案いたします。 ◎認知症治療病棟 在宅や施設での対応が難しい場合には、入院での治療も行います。 入院の場合には、薬物療法や作業療法（音楽・ゲーム・手作業など）により、治療を行っていきます。 医師、看護師、ケアワーカー、作業療法士、放射線技師、検査技師、薬剤師、栄養士、精神保健福祉士などそれぞれの専門の方が在籍しており、総合的に患者様の入院生活を支えています。 また、医師と看護師が24時間常駐しているため、24時間入院患者様の対応が可能です。 ◎作業療法プログラム 当院では、作業療法プログラムを行っています。身体や精神に障害のある方に対し、様々な機能回復・医事・開発を促すために、作業活動を通して治療を行います。 認知症の方が送っていく生活を見据えて、これまでに積み上げてきた「その人らしさ」を尊重し、進行を抑えたり、ゆるやかにしていくために、サポートをしていきます。実際には、囲碁やカラオケ、エアロバイクなど行っていきます。