【手厚い顧問先支援で躍進する原田会計事務所】 原田会計事務所（横浜市保土ヶ谷区）は、昭和36年開業の歴史ある会計事務所である。 所長を務める原田茂氏は、顧問先から絶大な信頼を寄せられていた先代の経営理念を引き継ぎ、親身になって中小企業経営者が抱える問題の解決を図ることに力を入れている。 原田会計事務所は ITに熟知したインストラクターが在籍するなど自計化推進に熱心だが、 自事務所の都合に合わせたシステムの導入を顧問先に要請するのではなく、 顧問先の状況に配慮した柔軟なサポートに徹している。 ■1社の顧問先を複数のスタッフが多角的にサポート 当事務所は、「関与先の事業発展と長期的利益に貢献する」という経営理念を掲げています。 やはり、私たちとしては、お客様には事業を安定して末永く続けていただきたいと思っています。 お客様の経営安定に会計・税務、経営指導の側面から貢献するのが当事務所の役割です。 そのような役割を果たすために、当事務所ではお客様1社に対して、複数のスタッフがサポートを行える体制をとっています。 具体的には、お客様との窓口となり、訪問業務を担う「監査担当者」、 会計システムの操作指導などを行う「インストラクター」、 そして税務判断や節税対策、経営計画などのお手伝いをする「税理士」「コンサルタント」が連携し、 お客様を多角的に支援しています。 なぜこのような体制にしているのかといいますと、ひとりの人間の視点というものには、どうしても限界があるからです。 お客様のニーズによっては、ひとりの担当者だけですべてを把握するのは不可能です。 得意分野が異なる複数のスタッフの目でお客様を多角的に見ることで、 注意すべき兆候を早めに見つけ、早めにご支援することができます。

当事務所は、中核となる原田会計事務所のほかに、会計サービスの提供や、会計システムのインストラクションなどを行っている株式会社ひまわりオフィスサポートというグループ企業を有しています。 これらの業務に特化したグループ企業があることで、当事務所はお客様に高品質の会計サービスを提供したり、的確な自計化指導を行ったりすることができます。 業種特化に関しては、原田会計事務所とひまわりオフィスサポートが連携して取り組んでいます。 実は、業種特化の取り組みは、上が指示したのではなく、職員たちから「こんなサービスを提供したい」という要望があって始まったものです。 今はさまざまな物事が複雑化、高度化していますので、所長がひとりで動いても限界があると思います。 時代の変化に対応するためには、組織の力で物事に対応していく必要があります。 ですから、私は職員の話には極力耳を傾けるようにしています。 職員が自主的に新しいサービスをやりたいといってくれるのは、トップとしては本当にありがたいことです。 なぜなら、彼らは私とはまた異なる視点を持っており、お客様の様子を違う角度から見ているからです。 そのような視点からの提案は、事務所経営の面でも大変貴重です。 もちろん、やってみてもうまくいかないという場合もあります。 しかし、事務所の経営理念に沿った取り組みであれば、手を挙げてくれた職員を責めるつもりはありません。 むしろ、それに懲りずに再チャレンジしてほしいですね。 新しい取り組みが成功したとしたら、それは本当に素晴らしいことですから。