面接前アンケートとは?面接前に情報を整理するための事前確認票

まずは、面接前アンケートを実施する目的や確認すべき内容、面接前アンケートが向いているシチュエーションなどを確認しておきましょう。
なお、以下の記事では、一般的な面接の流れについて解説しています。
中途・シニア採用の評価ブレを防ぐ質問集|面接マニュアル・テンプレート完全版!
事前準備から一次・二次・最終面接の役割・引き継ぎまで徹底解説|中途・シニア採用面接の流れと評価基準
面接前アンケートは履歴書の代わりではなく面接準備のために使うもの
面接前アンケートとは、面接前に実施する事前確認票のようなもので、履歴書や職務経歴書だけでは把握しきれない論点を整理し、限られた面接時間を有効活用することを目的としています。
中途採用であれば「再現性のある成果」、シニア採用であれば「勤務条件やITツール利用経験」、技術職であれば「担当工程や使用技術」など、職種や採用目的に応じて必要な論点を事前整理すると、面接の質を高めやすくなります。
また、事前に確認事項をそろえておくことで、面接官ごとの質問のばらつきを抑えやすくなります。構造化面接との相性も良く、比較可能性や評価の公平性を高めやすいメリットもあります。
一方で、質問項目を増やしすぎると応募者の負担増加につながってしまうため、「面接準備に必要な情報だけを短時間で確認する」という視点で設計することが重要です。
面接前アンケートで確認すべき内容
面接前アンケートでは、「基本情報」「職務適性」「働き方の条件」「深掘り論点」の4つを中心に設計することがおすすめです。
基本情報や応募者本人に関する情報
基本情報では、以下の内容を確認しましょう。
基本情報の主な項目
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 最終学歴など
これらの情報は履歴書にも記載されていますが、面接会場で改めて最新情報を確認することで、記載漏れや変更点を把握しやすくなります。
また、上記の項目に追加して、「自分が考える長所・短所」「仕事で大切にしていること」「得意な業務」などを簡潔に記入してもらうのもおすすめです。
これらの質問からは応募者本人の考え方や自己認識が確認できるため、応募者ごとに深掘りすべき論点を整理しやすくなるでしょう。
追加質問を設ける際には、100字前後の短い自由記述や選択式の質問を組み合わせると、応募者負担を抑えながら必要な情報を整理しやすくなります。
職務適性や再現性につながる情報
職務適性や再現性につながる情報では、主に以下の内容を確認しましょう。
職務適性や再現性につながる質問項目
- 関連経験の年数
- 担当業務
- 使用ツール
- 保有資格など
さらに、短い自由記述欄を設けて、「最も成果を出した経験」「改善した業務」「担当したプロジェクト」などを100〜150字程度で記載してもらう方法もおすすめです。
記入欄を設計する際には「どのような状況で、どのような役割を担い、どのような行動を取り、どのような成果につながったか」を整理できる設計にすると、面接で確認すべき論点を把握しやすくなります。
働き方や条件面に関する情報
働き方や条件面に関する情報では、主に以下の内容を確認しましょう。
働き方や条件面に関する質問項目
- 入社可能時期
- 勤務地
- 勤務形態
- シフト条件
- リモート勤務の可否
- 夜勤可否
- 出張可否
上記の内容を事前に整理しておくことで、条件面のミスマッチを防ぎやすくなります。
ただし、家族構成や扶養状況そのものを確認するのではなく、「週何日勤務できるか」「どの時間帯に勤務可能か」という形で、職務に必要な条件として確認することを意識しましょう。
面接で深掘りしたいテーマ
面接前アンケートでは、「応募者が面接で特に伝えたい内容」を事前に共有できるようにしておくと、相互理解を深めやすくなります。
たとえば、「特に伝えたい成果」「面接で聞いてほしいテーマ」「確認しておきたい条件」などを記載できる欄を設けると、面接中の認識のズレが少なくなり、限られた時間でも深いコミュニケーションにつながりやすくなります。
面接前アンケートで避けるべき内容
面接前アンケートでは、職務と関係の薄い情報を収集すると、公正採用や個人情報保護の観点で問題になる可能性があります。
特に、採用判断と関係の薄い個人情報を含む質問は、応募者に不安を与える原因にもなるため注意が必要です。
なお、以下の記事では、面接で聞いてはいけない質問について詳しく解説しています。
NG質問を回避する方法や代替質問を厚生労働省基準で紹介|中途・シニア面接で聞いてはいけない質問
本籍・出生地・家族構成など職務と関係の薄い質問
厚生労働省の定める「公正な採用選考の基本」では、「応募者の適性・能力を基準に採用判断を行う」という考え方が重視されています。
そのため、本籍地、出生地、家族構成、住宅状況など、職務遂行と直接関係のない情報を収集すると、就職差別につながる恐れがあるため注意が必要です。
面接前アンケートの項目を作る際には、「業務を行ううえで必要な条件」に絞って確認することを意識しましょう。
思想信条やプライベートに踏み込む質問
支持政党、宗教、愛読書、尊敬する人物など、思想信条に関わる情報にも注意が必要です。これらの質問は職務との関連性が低く、不必要に質問することで、応募者に不信感を与える要因にもなります。
また、近年はSNS確認の扱いも問題視されるケースが増えているため、個人アカウントの過度な確認にも注意が必要です。
必要性のない健康情報や配慮情報の収集
健康情報は、個人情報保護の観点でも特に慎重な取り扱いが求められる情報です。
採用初期段階で詳細な病歴や健康状態を収集すると、応募者の不安につながる可能性があるため、面接前アンケートでは「面接時または業務上、配慮が必要な事項があれば教えてください」という形で、必要な配慮事項のみを任意記入できる形にしておきましょう。
履歴書と重複する質問
面接前アンケートでは、履歴書と同じ内容をどこまで記入してもらうかを整理しておくことも重要です。
氏名、連絡先、最終学歴など、面接当日の本人確認や最新情報の確認に必要な項目の記入欄を設けることが多いですが、職歴の詳細や過去の業務内容を長文で再記入してもらう形式にすると、応募者の負担が大きくなってしまいます。
特に面接開始直前に実施する場合は、記載項目が多すぎると焦りやストレスにつながりやすく、応募者側も十分に内容を整理できなくなる可能性があります。
そのため、面接前アンケートでは、履歴書の内容をすべて書き直してもらうのではなく、「面接で確認したい内容を補足する」という位置づけで設計することが重要です。
たとえば、「自分が考える長所・短所」「今回の応募理由」「面接で特に伝えたいこと」など、面接時の会話につながる項目を中心に整理すると、限られた時間でも活用しやすくなるでしょう。
面接前アンケートが有効に働くケース
面接前アンケートが有効に働くケースは、以下のような採用面接です。
面接前アンケートが有効に働くケース
- 中途採用
- シニア採用
- 管理職採用
- 技術職採用
- 複数面接官で評価する採用
中途採用では、職務経験や再現性のある成果を事前に整理することで、限られた面接時間でも深掘りしやすくなります。
また、シニア採用では、勤務条件やITツール利用経験などを事前確認しておくことで、面接時の認識ズレが減らせるでしょう。
管理職採用ではマネジメント経験や組織運営経験を整理しておくことで、戦略面や組織課題の深掘りに時間を使いやすくなり、技術職採用では、担当工程、使用技術、ポートフォリオなどを事前確認することで、実務レベルの確認を進めやすくなります。
さらに、複数の面接官で評価を行う面接では、共通情報をもとに面接を進めることで、質問内容や評価のばらつきを抑えやすくなる効果が期待できます。
なお、以下の記事では、シニア採用面接時の質問例について詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてください。
構造化面接でそのまま使える!【確認ポイント+質問例+注意点】|面接官向け!シニア採用面接の質問例と評価基準
面接前アンケートを作る際のポイント

面接前アンケートは、「何を確認するための質問なのか」を明確にしながら、短時間で確認できる構成にすることが重要です。
ここでは、面接前アンケートを作る際のポイントを解説します。
なお、以下の記事では、質問の作り方やそのまま使える質問例を紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。
面接の流れや中途・シニア採用で使える質問例を場面別に解説|そのまま使える!面接官の質問一覧130選
質問設計・共通質問・職種別質問・進め方をまとめて解説!|中途採用面接で面接官が聞くべきこととは?
【何のために聞くのか】目的を明確にする
面接前アンケートを作成する際は、まず「この質問を何のために聞くのか」目的を明確にすることが重要です。
例
- 面接準備
- 必須条件の確認
- 深掘り論点の確認
- 配慮の必要性の確認
たとえば面接準備が目的の場合は、氏名や連絡先、応募職種、面接時に確認したい事項などが中心になります。
必須条件の確認が目的の場合は、勤務可能日時や入社可能時期、必要資格の有無など、業務に直結する情報欄を設けます。
面接時の深掘り論点を確認する目的の場合は、「自分が考える長所・短所」「これまでの経験で成果を出したこと」などを記入してもらうといいでしょう。
さらに、配慮が必要な場合に備え、「面接時または業務上、配慮が必要な事項があれば教えてください」という任意欄を設けることもおすすめです。
必須項目は最小限にする
面接前アンケートでは、必須項目を増やしすぎないことも重要です。
記入項目が多くなるほど応募者の負担は大きくなり、記入ミスや回答漏れも増えやすくなるため、「面接実施に必要なMust項目」と「記載があると参考になるWant項目」を分けて設計しましょう。
例
- Must項目:氏名・連絡先・応募職種など
- Want項目:面接で特に伝えたいこと・将来挑戦したい業務など
また、記入に長い時間がかかると応募者の焦りにつながりやすくなるため、5〜10分程度で記入できる分量を目安に設計することが重要です。
選択式を中心にして回答負担を減らす
面接前アンケートでは、記入しやすさも重要なポイントです。
長文の自由記述が多いと、応募者側の負担が増えるだけでなく、面接官側も内容を読み切れなくなるケースがあります。
そのため、基本的には選択式を中心にし、必要な部分だけ短い自由記述を組み合わせる構成にするとよいでしょう。
例
- 選択項目:勤務可能曜日・経験職種・使用経験のあるツール
- 自由記述項目:自分が考える強み・面接で伝えたいことなど
自由記述欄は、100〜150字程度を目安にすると応募者側も回答しやすくなります。
また、近年はスマートフォンで回答するケースも多いため、長文入力を前提にしない設計にすることも重要です。
面接官には要約を共有する
応募者が面接前アンケートに回答した後は、面接官が短時間で応募者の概要を把握できるよう、採用担当者などが記載内容を整理して共有することが重要です。
たとえば、「応募理由」「強み・弱み」「確認したい条件」「深掘りしたい経験」などを一覧化し、面接官向けの要約シートとしてまとめておくと、面接準備を進めやすくなります。
構造化面接を取り入れている企業では、アンケート内容をもとに確認項目をそろえ、評価シートと連携させる方法もおすすめです。
そして、面接の準備が整ってくると、次に悩むのが「そもそも面接に呼べる応募者が集まらない」という問題です。評価基準を整えた段階で、候補者に会える母集団づくりまでセットにしておくと、採用は一気に進みやすくなります。
そこで、まずは「シニア求人情報を無料で掲載できるサービス」を活用し、条件に合う応募が集まる状態を作っておくのがおすすめです。面接では「人柄」「意欲」「再現性」の見極めに集中できます。
面接前アンケートの基本テンプレート

面接前アンケートは応募者の情報を事前に整理し、限られた面接時間の中で「何を深掘りすべきか」を明確にするために活用します。
ここでは、さまざまな採用場面で使いやすい面接前アンケートのテンプレートを紹介します。
汎用的に使いやすい共通テンプレート
まずは、職種を問わず使いやすい基本的なテンプレートです。共通テンプレートでは、面接で確認すべき論点を整理することを目的に設計しましょう。
特に、勤務条件や入社可能時期などは事前に確認しておくことで、面接後の条件不一致を減らしやすくなります。
■共通テンプレートの質問項目
項目 | 質問例 | 形式 | 必須/任意 |
|---|---|---|---|
応募理由 | 当社へ応募した理由を | 記述式 | 必須 |
希望職種 | 希望する職種・業務内容を | 選択+記述 | 必須 |
勤務開始時期 | 入社可能時期を | 選択式 | 必須 |
働き方の希望 | 希望勤務日数・勤務時間が | 記述式 | 任意 |
保有資格 | 業務に関連する資格があれば | 記述式 | 任意 |
面接時確認事項 | 面接時に確認したいことが | 記述式 | 任意 |
以下は、職種を問わず使いやすい、面接前アンケートの共通テンプレートです。そのままダウンロードして利用する他、ExcelやGoogleスプレッドシートへコピーして、ご利用ください。
共通テンプレートは、応募者情報の整理だけでなく、面接で追加確認したい内容を事前に把握するために有効です。
中途採用向けのテンプレート
中途採用では、単なる経歴確認だけでなく「なぜ転職を考えているのか」「どのような環境で成果を出してきたのか」を事前に確認しておくことで、面接時の深掘りがしやすくなります。
■中途採用向けテンプレートの質問項目
項目 | 質問例 | 形式 | 必須/任意 |
|---|---|---|---|
転職理由 | 転職を考えている理由を | 記述式 | 必須 |
現在の業務内容 | 現在または直近で | 記述式 | 必須 |
実績・成果 | これまでに成果を出した | 記述式 | 必須 |
マネジメント経験 | 部下指導・リーダー経験が | 記述式 | 任意 |
働き方条件 | 希望勤務条件・ | 記述式 | 任意 |
入社可能時期 | 入社可能時期を | 選択式 | 必須 |
先ほど紹介した「面接前アンケートの共通テンプレート」の質問欄に、上記の中から必要な項目を追加すると、使いやすいアンケートになります。
シニア採用向けのテンプレート
シニア採用では、業務遂行に必要な条件を満たせるかどうかを確認することが重要です。
勤務可能時間や担当可能業務などを事前に確認しておくことで、採用後のミスマッチが少なくなるでしょう。
■シニア採用向けテンプレートの質問項目
項目 | 質問例 | 形式 | 必須/任意 |
|---|---|---|---|
勤務条件 | 希望勤務日数・ | 記述式 | 必須 |
通勤条件 | 通勤可能範囲・ | 記述式 | 任意 |
担当可能業務 | これまでの経験を活かせる | 記述式 | 必須 |
業務遂行条件 | 業務上配慮が必要な条件が | 記述式 | 任意 |
入社可能時期 | 入社可能時期を | 選択式 | 必須 |
先ほど紹介した「面接前アンケートの共通テンプレート」の質問欄に、上記の中から必要な項目を追加すると、使いやすいアンケートになります。
シニア採用向けテンプレートでは、勤務条件やこれまでの経験の再現性などを整理できる構成にすることがポイントです。
技術職・IT職向けのテンプレート
技術職やIT職では、スキルの有無だけではなく、「どの工程をどのレベルで担当していたか」を確認することが重要です。
これまでの開発経験や問題解決経験を事前に確認しておくと、技術面接を効率的に進めやすくなります。
■技術職・IT職向けテンプレートの質問項目
項目 | 質問例 | 形式 | 必須/任意 |
|---|---|---|---|
使用技術 | 使用経験のある言語・ | 記述式 | 必須 |
担当工程 | 要件定義〜運用保守までの | 選択+記述 | 必須 |
開発経験 | 代表的な開発経験を | 記述式 | 必須 |
ポートフォリオ | ポートフォリオURLを | URL記入 | 任意 |
問題解決経験 | 技術的課題を解決した | 記述式 | 任意 |
先ほど紹介した「面接前アンケートの共通テンプレート」の質問欄に上記の中から必要な項目を追加すると、使いやすいアンケートになります。
技術職・IT職向けテンプレートでは、使用技術や担当工程、ポートフォリオなどを整理できる構成にするのがポイントです。
アルバイト・非正規採用向けのテンプレート
アルバイトや非正規採用では勤務条件の一致を重視するケースが多いため、シフト条件や勤務可能曜日などを確認できる構成にすることがポイントです。
■アルバイト・非正規採用向けテンプレートの質問項目
項目 | 質問例 | 形式 | 必須/任意 |
|---|---|---|---|
勤務可能曜日 | 勤務可能な曜日を | 選択式 | 必須 |
勤務可能時間 | 勤務可能な時間帯を | 記述式 | 必須 |
シフト希望 | 希望シフト日数を | 記述式 | 任意 |
契約期間希望 | 短期・長期など希望期間を | 選択式 | 任意 |
扶養範囲希望 | 扶養範囲内勤務を | 選択式 | 任意 |
就業条件確認 | 就業条件について確認したい | 記述式 | 任意 |
先ほど紹介した「面接前アンケートの共通テンプレート」の質問欄に、上記の中から必要な項目を追加すると、使いやすいアンケートになります。
アルバイトや非正規採用では、事前に希望勤務条件を確認しておくことで、採用後のシフトトラブルを防ぎやすくなります。
面接前アンケートを活用した面接運用フロー

面接前アンケートは、面接で何を確認するかを事前に整理し、評価のばらつきを減らすための運用設計とセットで活用することで、採用精度を高められる効果があります。
ここでは、面接前アンケートを活用した面接運用フローを確認しておきましょう。
先に募集要件と評価基準を整理する
面接前アンケートを作る前に、まずは募集要件と評価基準を整理しておきましょう。
整理すべき必須要件の例
- 必須スキル
- 必須勤務条件
- 求める行動特性
- 業務経験の有無
上記の内容を事前に整理しておくことで、「どの質問をアンケートで確認するか」が明確になります。また、Must条件とWant条件を分けておくと、足切り基準や追加確認項目も整理しやすくなるでしょう。
面接前アンケートは、「どのような人材を採用したいのか」を定義したうえで設計することが重要です。
アンケート回答をもとに面接論点を整理する
面接前アンケートは、応募者情報を読むだけで終わらせるのではなく、面接で深掘りすべき論点を整理するために活用することが重要です。
以下のような追加確認が必要なポイントを事前に整理しておくことで、面接時間が有効活用できるようになります。
転職理由が曖昧
実績内容が抽象的
勤務条件に制約がある
業務経験の範囲が不明確
また、アンケート内容を面接官間で共有しておくことで、質問の重複や聞き漏れも少なくなります。
複数の面接官で運用する場合は、事前に「誰がどこを確認するか」を分担して、面接全体の質を安定させましょう。
回答率・辞退率を分析して改善する
面接前アンケートは、一度作って終わりではなく、回答率や辞退率を分析しながら改善していくことも重要です。
たとえば、以下のような問題のあるアンケートを導入すると、応募途中で離脱される可能性が高くなります。
設問数が多すぎる
自由記述が長すぎる
回答に時間がかかる
スマートフォンで入力しづらい
アンケート負荷が高すぎると応募者の志望度が下がるケースもあるため、以下の点を意識して改善することが大切です。
アンケートを作成する際のポイント
- 回答時間は5〜10分程度を目安にする
- 選択式を増やす
- 必須項目を最小限にする
- モバイル入力を前提に設計する
また、アンケート送信後の面接辞退率や面接通過率なども分析すると、どの設問が候補者体験を悪化させているかを把握しやすくなります。
候補者体験を意識しながら改善を続けることで、応募者とのミスマッチや応募離脱の防止につながる効果が期待できるでしょう。
面接前アンケートに関するよくある質問

最後に、面接前アンケートに関するよくある質問を確認しておきましょう。
面接前アンケートは必須にしても問題ない?
面接前アンケートを必須にすること自体は問題ありません。
ただし、応募者負担が大きくなりすぎると回答途中で離脱される可能性があるため、必須項目は必要最小限にすることが重要です。
どのタイミングで実施すればいい?
面接前アンケートは、面接直前の待機時間に実施することが一般的です。ただし、実施のタイミングに決まりはなく、書類選考通過後〜面接日程確定前後に実施する企業もあります。
健康状態や家族構成を聞いてもよい?
健康状態や家族構成など、職務と関係のない内容を確認することは、原則として避けた方が無難です。
特に、家族構成、結婚予定、持病、宗教、支持政党などは、公正採用の観点から不適切質問とされる場合があります。
確認が必要な場合は合理的配慮のために必要な範囲に限定し、「業務遂行上必要な配慮事項はありますか?」のような形で確認しましょう。
履歴書や職務経歴書と違う点は?
履歴書や職務経歴書は、経歴や資格などを確認するための書類です。
一方、面接前アンケートは、面接で確認したい論点整理や深掘り質問の準備、勤務条件の確認など、面接を進めやすくするために活用する書類になります。
オンライン面接でもアンケートは必要?
オンライン面接でも面接前アンケートは有効です。
特に、オンライン面接は対面よりも情報量が限られてしまうケースが多いため、事前に確認事項を整理しておくことで、面接をスムーズに進められる効果が大きくなります。
また、事前に接続環境の確認ができるため、候補者側の不安軽減にもつながります。
面接前アンケートを活用して精度の高い面接を

面接前アンケートは単なる事前確認シートではなく、「面接で何を見極めるか」を整理するための重要な採用ツールです。
事前に勤務条件や経験内容、確認したい論点を整理しておくことで、面接時間を有効活用しやすくなり、面接官ごとのばらつき防止にもつながります。
また、構造化面接と連動させることで、「感覚的な面接」ではなく、再現性のある採用運用を行いやすくなるメリットもあります。
そして、面接設計が整ってくると、次に重要になるのが「面接できる応募者をどのように集めるか」ということです。
この機会に「シニア求人情報を無料で掲載できるサービス」を利用して母集団を広げ、面接で再現性や適応力を見極める流れを作り、低コストでできる採用活動を始めてみてはいかがでしょうか?











