【事業内容】 平釜製法による良質な塩 「あらしお」(登録商標)の製造 【取引銀行】 静岡銀行 用宗支店　三井住友銀行 静岡支店　静岡信用金庫 駅南支店 【主要販売先】 国分 (株)、三菱食品(株)、(株)三井食品、(株)日本アクセス、加藤産業(株)、伊藤忠食品(株)、静岡塩業(株) その他全国の食品卸業者・食品メーカー等 ・社庭に佇む「塩地蔵」 ・本社社屋・物流倉庫 ・おいしさ引き立てるまるみおある味「あらしお」 ■沿革 History 江戸時代　 川島伊左衛門　久能浜にて製塩に携わる 明治39年　 塩専売制と同時に塩販売業を開業 大正2年 　 平釜塩 「あらしお」の製造を始める 大正4年 　 大正天皇に 「あらしお」を献上 昭和16年　 戦時の統制により製塩業を中断 昭和38年 駿河塩業株式会社設立、 　　　　　 日本専売公社より全国で戦後初の平釜塩の製造委託を受け、製塩業を再開 昭和45年　 静岡市広野に本社工場を移転 昭和48年　 あらしお株式会社に社名変更 平成6年 　 老朽化した工場の建物および製造設備の全面変更を開始 平成11年　 新工場の建設完了 平成15年 静岡県の駿河湾深層水の取水事業に伴い、深層水による製塩の研究・製造を開始 平成21年 物流倉庫竣工 平成26年 「あらしおやきしお」発売

【日本の味をたいせつに　平釜塩】 晴天が多く、温暖な駿河湾沿岸は、古くから良質な塩の産地です。 徳川家康も重視した久能浜の塩造りをルーツに、 歴史に培われた技術を受け継ぎ、「あらしお株式会社」は戦後、民間で初めて、正式に塩の製造を手がけました。 以来、日本の味の礎となってきた平釜塩を守り続け、多くのお客様に親しまれています。 【あらしおの特徴】 「あらしお」の起源原料は世界的に見ても、極めて清浄性の高い海水です。 オーストラリアの美しい海シャークベイ。 カリフォルニア半島の大自然に抱かれたエル・ビスカイノ湾。 いずれも世界自然遺産に指定された海の澄んだ水を、 太陽と乾いた風で結晶させた「天日海塩」が、「あらしお」の元になります。 （海水の組成は世界中ほぼ一定であるため、基本的に海水取水地によって味の変化は生じません。） 多雨多湿の日本では、海水から塩を取るのに大変な苦労を伴いましたが、 輸送技術が進んだ今では、こうして自然の力を最大限に利用することができます。 【おいしい水の恵み】 静岡は、おいしい水に恵まれたところです。 当社では南アルプスの伏流水をくみ上げ、このきれいでおいしい水で天日塩を溶かし、 濃い海水にして平釜で炊きあげます。 【活ゆっくりと流れる、時にまかせて】 釜から上げた、しっとりとした塩の結晶を、そのまま寝かせることで、 水分とにがりをゆっくりと切ります。 十分な時間をかけ、自然に水きりし、良い味に仕上げます。